耐震等級046がVer1.06になりました。
(^_-)-☆
【主な改良点】
1、計算の実行時、出力のSheet5の壁量の合算による
耐力壁線の作成時プログラムの自動による場合と、
手動によって追加する場合を加えました。
従来はプログラムによる自動化のみか、
あるいは壁量を増やす方法しかありませんでした。
2、仝上、合算された耐力壁線に合算された耐力壁
を矢印(↑もしくは↓)で明記しました。
【解説】
1、計算を実行しますと出力シートのSheet5の途中で
上記メッセージが出ます。
『合算したい行がある場合』は、
その行のナンバーを
(複数ある場合は 40,42 のように「,」で区切って
入力します。)入力して「OK」をクリックします。
『プログラムによる自動入力のみの場合』は、
空欄のまま「キャンセル」をクリックします。
まず最初はこの設定で計算を実行し
出力シートのSheet8で水平構面の倍率不足等
が出た場合に上の『合算したい行がある場合』を
実行する方法を試みてください。
『まったく合算しない場合』は、
空欄のまま「OK」をクリックします。
この設定に意味はありません。
仮に、 『プログラムによる自動入力のみの場合』で
上記のようなSheet5の表示が出て、
Sheet8で「不適」となったとします。
ここで上記Sheet5をもう一度確認しますと、
41行目の
「X7」に「●」が表示され40行目の「X6」が合算されたように
「↓」が記入され「◎」として「有効な耐力壁線」となっています。
が、よく見ると壁線間距離はX0~X7~X8~X13となっており
X7~X8は910の間隔でX0~X7は6,370にもなります。
そしてSheet8をみますとX0~X7で不適となっています。
水平構面の倍率不足を解消する方法は
1、水平構面そのものの倍率の高いものを設定
2、耐力壁線間距離を小さくして水平構面の
負担を小さくする(必要水平構面倍率を小さくする)
の2つですので
この場合40行目のX6を『合算したい行がある場合』と
設定してみます。
40と入力して「OK」をクリックします。
計算が終了しましたらSheet5を確認します。
40行目のX6に「合算」されています。
続いてSheet8を確認します。
すべて「適」になりました。
これでOKです。
尚、「合算」できる行には規定があります。
1、すでに◎になっている有効な耐力壁線には
合算できません。
2、合算しようとする「通り」は両隣1m以内の範囲。
3、すでにある壁量のうち大きい方の壁量の通りに
合算する。(今回の場合両隣同じ壁量なので
『合算したい行がある場合』の方法が効果を
発揮しました。)
また、耐震等級046では
両隣1m以内であっても片方を合算して有効な
耐力壁線となる場合、その時点でもう片方の
「合算」をとりやめて次の計算にかかります。
この『合算したい行がある場合』の計算方法は
非常に有効で、価値のある手法と思います。
ダウンロードはこちらからどうぞ
ご不明点ございましたらHPのご質問よりご連絡ください。
どうぞよろしく。
m(__)m。。。。。。。。。。。。
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